沖縄県民のソウルフード!沖縄そばの意外と知らない深い歴史!!

自己紹介
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(パムダ)

地元・観光客から愛される沖縄の代表食と言っても過言ではない沖縄そば!これから沖縄そば屋さんの投稿も広めて行きたいと思うので、少しばかり勉強してみたぞ!

沖縄そばの歴史

沖縄そばの歴史は明治中期までさかのぼるようです!

中国より「支那そば」が沖縄に伝来され、当時は小麦粉が非常に入手が困難で、高価なものだったため「支那そば」宮廷料理として出されるほどだったようです。

一般庶民に広がったのが1900年来から始まりました。

最初に沖縄そばを営業したのは当時中国人の唐人が那覇で、具体的な時期は不明ですが唐人が営業していたようです。

その唐人のそば屋さんで奉公(身をささげて尽くしていた)していた比嘉さんが独立して、そば屋さんを開きました。

唐人そばの再現!!

QAB(CATCHY)さん「唐人そばの日」制定 沖縄そばのルーツ お味は?

そのお店はのちに比嘉さんお喋りが旨いことから【ベェーラーそば】と呼ばれていたようです。

沖縄人初による沖縄そば屋さん開いた比嘉さんのお店は、開店後は【唐人そば】VS【ベェーラーそば】長い競争が続き、この競争は【ベェーラーそば】考案した沖縄そばにヒラヤーチー(卵の薄焼き)をのせるなどの工夫を凝らして、長い競争に勝利をおさめました。

その後、明治の終わりごろに鹿児島出身の森さんが【森そば】を開店し、経験年数や料理の腕によって板場に階級制度を設けて特典を付けるなど、盛り上がりのある制度を取り入れていたようです。

大正時代になると数々のそば屋が開店し、当時人気があったのが、ウシおばさんが経営する【ウシンマーそば】が人気であったそうで、【ウシンマーそば】本来ネギや豚肉だけだった具材にかまぼこやショウガ、盛り付ける器にもこだわり、多くの人に受けいられたと記録があるようです。

1908年 名護初のそば屋【梅屋】開店

1909年 職人気質のそば屋【森そば】那覇に開店

1913年 おばぁが作る美味しいそばの元祖【ウンシマーそば】

1918年 首里に【ゆたか屋】開店 沖縄そばの出汁が現在の色になる起源!

1920年 森そばで修業を積んだ新里雄一郎さんが【井筒屋】を開店

1925年 県下最大の二階建て食堂【三角屋】開店

1929年 【万人屋】開店 麺切りが初機械化される

1935年 八重山の【手打屋】というお店のメニューに支那そばとは別に【うしあんまそば】が搭乗する

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明治時代から伝わっていたんだね!長い競争の中を経て今の形になったんだ!

気になるのが、「沖縄の出汁が現在の色になる起源」が気になる!

沖縄製麺協同組合さんのHPより引用して作成しました。

https://oki-soba.jp/history/rekishi/

始めは醤油が効いた黒い出汁

当初は、豚骨とかつお節でとっただしに塩を少し加え、さらに色が真っ黒になるまでたっぷりの醤油を注いで味をつけていた。

それを現在の透明な出汁に変えたのが、ゆたか屋だったようです。

これまでのしょう油中心の味付けを塩中心に変えただけだが、他の店ではなかなかそのなぞが解けなかったらしいです。

白いしょう油を使っているだとか、いろいろな憶測が飛び交ったよう。最終的には各店がしょう油の量を減らし、今のような透明なだしに落ち着いたようだ。

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確かに、唐人そばを見るとスープが真っ黒だね!

沖縄製麺協同組合さんのHPより引用して作成しました。

https://oki-soba.jp/history/rekishi/

沖縄そばの日ができた理由

本土復帰から4年目1976年に公正取引委員会から沖縄製麺協同組合へクレームが・・・

「沖縄そばは、蕎麦粉を使用していない為「そば」と表示してはならない」とクレームが・・・

そばと表示するには原料の30%以上を蕎麦粉を使用しているのが条件

明治時代から沖縄県民に親しまれてきた「沖縄そば」が「沖縄風中華麺」と呼ばなくてはならなくなる

そこで、立ち上がったのが沖縄製麺協同組合であった。

何度も沖縄県内の公正取引室や直接東京本庁へ何度も足を運び、交渉を重ね条件付きで沖縄そばの名称が認可されました。

「沖縄県内だけに限る」という制約がついており、沖縄製麺協同組合はさらなる交渉を行う

その交渉は、公正取引委員会から全国めん類公正取引協議会へ移され、特殊名称として「本場沖縄そば」として登録してはどうかと案が生まれた。

結果、1978年10月17日に「生めん類の表示に関する校正競争規約」別名での名産・特産・本場等の表示で、ついに「本場沖縄そば」として認証された。

沖縄製麺協同組合がその日を記念とし、1997年~毎年10月17日は沖縄そばの日と制定されました。

上記は沖縄製麺協同組合さんのHPを参考に作成しております。

https://oki-soba.jp/history/day/

「本場沖縄そば」は原料や熟成、めんの太さにいたるまで、12の定義がある。どれか一つでも欠けていると、そう表示してはいけないのだ。その後1987年4月5日、本土移出の正式認可を受け、本土市場への本格的な参入が始まった。普段何気なく呼んでいる名称は、実はこうしたそばに携わる人々の努力の上に成り立っている。

https://oki-soba.jp/history/day/
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戦前・戦後から、いろいろな波に揉まれやっと沖縄そばと呼ばれるようになったんだね!

今も人気があるのはきっと、その波に揉まれて強いコシが沖縄県民の心に練り込まれてるからこそのソウルフードなんだね!(笑)

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